精 油 入 門 講 座 ![]()
![]()
アロマセラピー(芳香療法)の主役は精油です。
今回は精油について英国の精油メーカー「フルー」社の資料を紹介します。
![]()
香油(Aromatic Oils)は古代から治療や美容に使われてきました.これらは,花、ハーブ(薬草),樹脂、そしてスパイスから、通常は蒸留方法によって抽出される天然の物質です。これらの精油を作るには大量な原料が必要です:時には、何百という花でも、ほんの数滴の精油しか作れないものがあります。精油の副産物はフローラルウォーター(植物水)です。
精油は高度な複合物で、一つ精油に多くの天然化学物質を含んでいます。
<精油の抽出>

精油はどんな働きをするの?
![]()
精油を鼻から吸引すると嗅覚系統に、従って、脳に影響を与えます。精油はまた皮膚を通じて吸収され、時には血流に届きます.精油は身体、精神、情緒状態にも影響します。
精油はどのように使うの?
![]()
精油は非常に濃縮されておりますので、いつも説明書に従って使用ください。お勧めしているよりも多い滴数を加えないようにしてください。若干の例外を除いて、精油を原液で、皮膚に使用しないで下さい。最初に、キャリアオイル、ミルク、アルコール、或いは、水で希釈してから使用してください。有資格アロマセラピスト、医師の指導の元以外では内服は絶対しないでください。
精油はいろいろな方法で使うことが出来ます。一番ポピュラーな使い方は,浴用、マッサージ、湿布、吸引、蒸発そして香水です。
浴用
殆んどすべての精油が浴用に最適です。
浴槽にお湯を(熱湯はいけません)満たし,精油を3〜6滴落とし、お湯の表面と軽く混ぜ、
少なくても5分間体を浸けて下さい。
精油を浴槽に入れる前に、精油をココナッツオイルに溶かしてから、浴槽のお湯に入れると
一層滋養強壮の効果があります。
赤ちゃんや幼児には必ず精油はキャリアオイルかミルクで希釈して(薄めて〕下さい.
その時、精油は1滴だけにしてください。
浴用に使う場合、最高の効果を出すには、湯上りに、体がまだリラックスして、
皮膚の孔が開いているいる内に、マッサージをしてください。
フットバス(足浴)
シャワーだけしか入らない人や沐浴が困難な人には最適です。
ボウルか温水か冷水に1滴から4滴の精油を落とします.5〜10分間浸してください。
疲れた足やむくんだ足を活性化するのに最適です。
マッサージ
精油はいつもキャリアオイルで希釈してください。
キャリアオイルはスィートアーモンド、ココナッツ、グレープシード等です。
一回のマッサージに充分な量を作るか、或いは、少し多めにつくって、
アンバーボトルに入れて保存してください。
お使いになる精油の種類にもよりますが、一般的な目安はキャリアオイルの量の
1/2の精油の滴数が全量になります.。
つまり、キャリアオイルが10mlなら、その半分の5滴の精油を混ぜることです
(約2〜3%、20滴=1ml)。
顔のマッサージでしたら、精油はそれよりも少なめに、
赤ちゃんや幼児には1滴か2滴が良いでしょう。
部屋は暖かく、薄明かりで、ソフトな音楽、精油を蒸発させる等で、
リラックスできる雰囲気をつくってください。
吸入
温湯2パイント(約1.14リッター)に精油8〜12滴を加えてください。
ボウルに水を注ぎ、数秒待って、少しさましてから精油を加えてください。
頭をタオルで覆って、吸入してください。
呼吸器系感染、風邪、咳、副鼻腔障害に最適です。
フェイシャルにも最適ですが、細絡(さいらく)(註)が有る場合には止めてください。
目に入れないように注意してください。喘息の方は使用しないでください。
註:東洋医学では細絡というが、英語ではthread
vein. 細くうねり皮膚の表面に見える静脈のことをいう。
湿布
湿布は精油を使って痛みや腫れを和らげ、炎症を軽減するのに効果的な方法です。
背中の痛み、関節炎、膿傷、耳痛、歯痛等の慢性痛には温湿布を勧めます。
頭痛、捻挫、その他熱性の腫れ等、急性の痛みには冷湿布を勧めます。温湿布の
準備にはボウルに熱湯を入れ、精油数滴を加え、ガーゼで表面をすくい、局部に当てます。
体温くらいまで冷めたら、湿布を取り替えます。
冷湿布も同じように準備して行いますが、冷水か氷水にガーゼを入れ、使用します。
捻挫や筋肉痛には最初は温湿布で始めて、冷湿布で終えるように温・冷交互に行います。
蒸発
精油はこの蒸発の方法でも吸入されることができます。良いムードをつくったり、病室で殺菌剤として、
また、不快な臭いの除去に最適です。
フレグランスバーナー、電球にリングを被せたり、また、電気器具などで蒸発させてください。
香水
精油は高品質の香水に長い間使われています。
精油の中の多くはそのまま香水にもなりますし、ホホバやココナッツのような
キャリアオイルに3〜6%の希釈で、ブレンドして使います。
ルームスプレー
植木用のスプレーに水を入れ、3〜6%の割合で精油を入れてください。
最初は少しのアルコールに溶くのが良いです。光沢の表面にはかけないで下さい。
精油の安全情報
![]()
・精油は大変濃縮されているので、注意して使ってください。
・蓋は固く締めて、涼しい所に保管してください。
・子供さんの手の届くところに置かないで下さい。
・目の近くへの使用は避けてください。
・指示された量だけを使用してください。
・ 内服しないでください。
・ 精油が万一目に入った場合は、キャリアオイルかミルクで洗ってから拭いてください。
・ 赤ちゃんや幼児には、最初は精油を1滴だけ希釈し使用してください。お勧めする精油は
ラヴェンダー、マンダリン、カモミールロマンです。
![]()
![]()